平成27年度技術士第一次試験問題category

平成27年度 経営工学部門 Ⅲ-24

平成27年度 経営工学部門 Ⅲ-24

問題Ⅲ-24次のうち、PDPC(processdecisionprogramchart)に関する記述として最も不適切なものはどれか。①大規模プラントの設計段階では予測しにくいトラブルの重大事故に至るようなケースの課題解決には、この手法は向いていない。②この手法は、事前に考えられる様々な結果を予測し、望ましい結果に至るプロセスを定める方法である。③この手法は、近藤次郎博士によって提唱された手法で、解決策を完全に見通すことが難しい技術課題の解決に有用である。④この手法では、初期状態から好ましい状態あるいは好ましくない状態に至るプロセスの流れを、実施項目や予想結果など……

平成27年度 経営工学部門 Ⅲ-23

平成27年度 経営工学部門 Ⅲ-23

問題Ⅲ-23次のうち、多変量解析に関する記述として最も不適切なものはどれか。①クラスター分析は、対象個体に関する複数の観測値をもとに、似たものどうしを集めるためのデータ解析の方法である。②判別分析は、複数の群に分かれた、あるいは複数の母集団から抽出された参照データに基づいて、所属不明の個体をそのいずれかの群に割り当てるための多変量解析の手法である。③JISZ8101統計–用語と記号–において回帰分析は、応答変数と説明変数を結びつけるモデルを評価するための手続きの集まりと定義されている。④主成分分析は、互いに相関のある多数の変量を互いに……

平成27年度 経営工学部門 Ⅲ-22

平成27年度 経営工学部門 Ⅲ-22

問題Ⅲ-22下表に示す二元表において、要求品質から品質特性へ、独立配点法による重要度の変換を行うとき、最も適切なのは①~⑤のうちどれか。なお、重要度の高い順に、◎を5点、○を3点、△を1点とする。①品質特性は、重要度の高い順に、C、E、B、D、Aとなる。②要求品質aを向上させるためには、品質特性A、Dを向上させることが最も効果が高い。③品質特性Cを向上させると、要求品質dが向上する。④品質特性Dの重要度は238となる。⑤品質特性Eの重要度は25となる。解答正解は3になります。問題の概要……

平成27年度 経営工学部門 Ⅲ-21

平成27年度 経営工学部門 Ⅲ-21

問題Ⅲ-21次のうち、抜取検査の識別能力が大きい場合として最も適切なものはどれか。①一回抜取検査より二回抜取検査を採用した場合。②一回抜取検査より逐次抜取検査を採用した場合。③OC曲線の傾きが垂直により近い抜取検査を採用した場合。④消費者危険をより小さく指定した抜取検査を採用した場合。⑤生産者危険をより小さく指定した抜取検査を採用した場合。解答正解は3になります。問題の概要この問題は、抜取検査における「識別能力」が高い場合の条件を問うものです。識別能力とは、抜取検査が「良いロット」と「悪……

平成27年度 経営工学部門 Ⅲ-20

平成27年度 経営工学部門 Ⅲ-20

問題Ⅲ-20AQL指標型抜取検査方式の切替えルールを説明した次の記述の、[]に入る語句の組み合わせとして最も適切なものはどれか。AQL指標型抜取検査方式では、一般に[ア]から開始する。適用開始からしばらく経ち、連続5ロット以内に2ロットが不合格になった場合、[イ]に切り替えることになる。その後、[イ]での不合格ロットの累計が5に達した場合、[ウ]となる。①きつい検査なみ検査全数検査②全数検査なみ検査検査停止③全数検査きつい検査全数検査④なみ検査きつい検査きつい検査⑤なみ検査きつい検査検査停止……

平成27年度 経営工学部門 Ⅲ-19

平成27年度 経営工学部門 Ⅲ-19

問題Ⅲ-19次のうち、管理図に関する記述として最も不適切なものはどれか。①ほとんどの計量値管理図では、正規分布が仮定されている。②シューハート管理図には、解析用管理図と管理用管理図の2つの使い方がある。③シューハート管理図では、工程が管理状態にあるとき、管理限界線より外に打点される確率を統計的検定の有意水準5%に設定する。④計量値だけでなく、計数値を対象とした管理図についてもJIS規格がある。⑤管理図における第2種の誤りの確率は、管理限界の幅及び群の大きさによって変化する。解答正解は3になります。……

平成27年度 経営工学部門 Ⅲ-18

平成27年度 経営工学部門 Ⅲ-18

問題Ⅲ-18ある製品の品質特性が正規分布に従い、10.0±0.3の範囲にあれば品質規格内にあるものとする。現実の母集団の状況は、以下のaとbの条件に示すとおりである。10,000個の製品を生産した場合、この品質規格をはずれる製品の個数の期待値に最も近いものはどれか。条件a.現実の母集団は、平均値=9.9及び標準偏差=0.1の正規分布である。b.正規分布の上側確率は下表のとおりとする。\(K_\alpha\)\(\alpha\)0.50.308541.00.158661.50.0668072.00.022750……

平成27年度 経営工学部門 Ⅲ-17

平成27年度 経営工学部門 Ⅲ-17

問題Ⅲ-173台の機械M1、M2、M3を対象として、5つの性能(A、B、C、D、E)について5点満点で点数つけ、レーダーチャートで評価を行うとき、最も適切なものは①~⑤のうちどれか。①3つの機械の中で、M1は性能間のばらつきが最も大きい。②M2は、3つの性能について、他の機械より優れている。③4つの性能について、M3はM1より優れている。④性能Aについて、3台の機械はすべて同じ点数である。⑤性能Dについて、M2とM3の差は3である。解答正解は2になります。問題の概要この問題は、3台……

平成27年度 経営工学部門 Ⅲ-16

平成27年度 経営工学部門 Ⅲ-16

問題Ⅲ-16次のうち、QC7つ道具における層別に関する説明として最も不適切なものはどれか。①データを誰が、何を、いつ、どこで、なぜ、どのようにして収集されたものかを明らかにしておくことは、種々の層別をするのに必要である。②品質上の不具合原因を検討するとき、データを機械別、原材料別、作業方法別、作業者別などの共通点によってグループ分けすることは重要である。③どのような層別をすべきかは、対象としている工程や品物についての技術的な知識や経験がもとになる。④JISZ8101の層別の説明において、層は部分母集団の一種で、相互に共通部分を持つので、それぞれの層を合わせたものは母……

平成27年度 経営工学部門 Ⅲ-15

平成27年度 経営工学部門 Ⅲ-15

問題Ⅲ-15次のうち、環境対応生産に関する説明として最も不適切なものはどれか。①環境対応生産とは、原材料・資源の採取、製品の開発、製造、流通・販売、保全、再生、廃棄などプロダクトライフサイクルの各段階で、環境負荷を減少させるよう工夫された生産を意味している。②環境対応生産では、ある生産装置のエネルギー消費量を削減する改善だけでなく、より本質的には、使用済み製品の回収、リサイクル、廃棄などが求められている。③環境対応生産においては、製品のライフサイクル全体、及び、各段階のプロセスに対して責任を持つ拡大製造者責任の考え方が望まれている。④循環型生産システムは、物質循環系と……