平成28年度技術士第一次試験問題2nd page

平成28年度 経営工学部門 Ⅲ-25

平成28年度 経営工学部門 Ⅲ-25

問題Ⅲ-25ある1種類の製品を作る\(m\)箇所の工場から、それらの工場で作られた製品を\(n\)箇所の販売店に運ぶ必要がある。工場\(j\)(\(j=1,\dots,m\))の生産可能量\(M_j\)、工場\(j\)から販売店\(i\)(\(i=1,\dots,n\))へ1単位の需要が移動するときにかかる輸送費用\(c_{ij}\)、販売店\(i\)における需要量\(d_i\)が与えられているとき、輸送費用の和が最小となる輸送量を求めたい。\(x_{ij}\)を工場\(j\)から販売店\(i\)への輸送量とする。次の記述う……

平成28年度 経営工学部門 Ⅲ-24

平成28年度 経営工学部門 Ⅲ-24

問題Ⅲ-24プロジェクト管理におけるPERT(ProgramEvaluationandReviewTechnique)に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。①PERTは、プロジェクトを構成する作業の先行関係を表現するのに、矢線と結合点とからなる有向のネットワーク図を用いて日程を計画・管理する手法である。②プロジェクト全体の工期(総所要日数ともいう。)から逆算して、ある結合点に遅くとも到達していなければならない限界の時刻は、その結合点の最遅結合点時刻である。③プロジェクトにおいて、コストがかかる作業あるいは技術上の困難な作業という特に……

平成28年度 経営工学部門 Ⅲ-23

平成28年度 経営工学部門 Ⅲ-23

問題Ⅲ-23JISQ10006「品質マネジメントシステム−プロジェクトにおける品質マネジメントの指針−」に記されたプロジェクトに関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。①プロジェクトには、開始日はあるが終了日が決められていない場合がある。②プロジェクトが開始されると、目標及び対象とする範囲は変更されることはない。③プロジェクトの製品は、有形の場合に限られる。④プロジェクトの組織は、通常一時的なものであり、プロジェクトのライフサイクルに対して設けられる。⑤プロジェクトを構成する活動間における相互作用の複雑さは、プロジェクトの……

平成28年度 経営工学部門 Ⅲ-22

平成28年度 経営工学部門 Ⅲ-22

問題Ⅲ-22致命的故障などの発生が好ましくない事象について、発生経路、発生原因、発生確率を分析するための図表として、最も適切なものはどれか。①②③④⑤解答正解は2になります。問題の背景と全体像この問題では、致命的事故などの発生が好ましくない事象について、その発生経路、原因、発生確率を分析するために最適な図表を選ぶことが求められています。画像には5種類の図表が示されており、それぞれの用途や特徴を正確に識別することが重要……

平成28年度 経営工学部門 Ⅲ-21

平成28年度 経営工学部門 Ⅲ-21

問題Ⅲ-214種類の立方体の部品A、B、C、Dを横に繋げる作業がある。この部品の寸法は、それぞれ以下の表に示す母平均と母分散の正規分布に従っているものとする。部品A、B、C、Dを横に繋げたときの寸法の母分散として、最も適切なものは次のうちどれか。部品A部品B部品C部品D母平均(cm)10.015.012.014.0母分散(cm²)0.30.20.60.5①0.2②0.6③0.8④1.6⑤2.4解答正解は4になります。問題の背景と全体像この問題では、……

平成28年度 経営工学部門 Ⅲ-20

平成28年度 経営工学部門 Ⅲ-20

問題Ⅲ-20需要予測及びその手法に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。①指数平滑法における係数αが1に近い値のとき、新しい予測値は直近の予測値が重視される。②移動平均法は、過去における任意の数の観測値を需要量の予測値として用いる。具体的には、新しい観測値が得られるたびに、最も古い観測値を除去し、新しい観測値を入れ替えて新しい平均が計算される。③一般に、予測対象期間が長期になればなるほど、予測精度は低くなる。④時系列によって需要を予測する場合は、時間軸上で観測された需要に関する一連のデータが必須である。⑤需要が線形回帰モデル……

平成28年度 経営工学部門 Ⅲ-19

平成28年度 経営工学部門 Ⅲ-19

問題Ⅲ-19QC工程表に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。①新製品の設計のできばえを評価・確認する方法の1つであり、新製品開発における設計作業の節目、すなわち構想設計段階、基本設計段階、詳細設計段階に作成される。②生産対象物が製品になる過程、作業者の作業活動、運搬過程を系統的に対象に適合した図記号で表して調査・分析する方法であり、工程の問題点をマクロな視点で把握し、工程や作業方法の改善などに用いられる。③客先の求める真の品質を機能中心に体系化し、この機能との代用特性である品質特性の関連を表示したものであり、要求品質展開表と品質要素展開表をマト……

平成28年度 経営工学部門 Ⅲ-18

平成28年度 経営工学部門 Ⅲ-18

問題Ⅲ-18直交配列表を用いた実験計画に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。①2水準系の直交配列表には、L8、L16、L32などがある。②8つの因子とその交互作用をすべて分析するとき、L8の直交配列表を用いるのが適切である。③2水準系直交配列表に、3水準因子を割り付けることもできる。④交互作用がある場合は、線点図を利用し交互作用の現れる列を把握する必要がある。⑤L27は、3水準系の直交配列表である。解答正解は2になります。問題の背景と全体像直交……

平成28年度 経営工学部門 Ⅲ-17

平成28年度 経営工学部門 Ⅲ-17

問題Ⅲ-17以下に示す計数規準型一回抜取検査表を用いたとき、次の記述のうち、最も適切なものはどれか。なお、p₀はなるべく合格させたいロットの不良率の上限、p₁はなるべく不合格としたいロットの不良率の下限、nは試料の大きさ、cは合格判定個数とする。細字n,太字cp₀(%)/p₁(%)0.71~0.900.91~1.121.13~1.401.41~1.801.81~2.242.25~2.800.090~0.112*4001↓←↓→0.113~0.140*↓3001↓←↓0.141~0.180*5002↓2501↓←0.181~0.224**4002↓2……

平成28年度 経営工学部門 Ⅲ-16

平成28年度 経営工学部門 Ⅲ-16

問題Ⅲ-16品質管理に用いられる管理図に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。①シューハート管理図における標準値が与えられていない場合の管理図は、すでに集められた観測値によって、工程が統計的管理状態であるかどうかを評価するための解析用管理図に対応している。②シューハート管理図を管理特性に着目して分類すると、計量値管理図と計数値管理図に分類される。③\(\bar{X}-R\)管理図は、\(\bar{X}\)管理図を用いて工程の群内変動を管理し、\(R\)管理図を用いて群間変動を管理する。④管理限界は、工程が統計的管理状態であると……