実践的技術士経営工学試験対策 – 問題と解説で合格率アップ8th page

平成27年度 経営工学部門 Ⅲ-1

平成27年度 経営工学部門 Ⅲ-1

問題III-1生産方式に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。①モジュール生産方式は、多種類の部品をその形状、寸法、素材、工程などの類似性に基づいて標準化し、システムの柔軟性を確保しつつ、類似性に注目して生産性の向上をねらった生産方式である。②製品の品種ごとに生産量をまとめて複数の製品を交互に生産するのは、ロット生産である。③オーダエントリー方式とは、生産工程にある製品に顧客のオーダを引き当て、製品の仕様を選択又は変更する生産方式である。④製番管理方式とは、製造命令書を発行するときに、その製品に関するすべての加工と組立の指示書を準備し……

平成26年度 経営工学部門 Ⅲ-35

平成26年度 経営工学部門 Ⅲ-35

問題Ⅲ-35アイデア発想法の1つであるブレーンストーミングに関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。①一般に、1人でアイデアを出していくときに用いる。②出したアイデアを評価しながら進める。③1つの方向性を考えながらアイデアを出す。④質より量を重視する。⑤オリジナリティを尊重する。解答正解は4になります。ブレーンストーミングに関する問題の解説この問題は、アイデア発想法の一つである「ブレーンストーミング(Brainstorming)」についての理解を問う……

平成26年度 経営工学部門 Ⅲ-34

平成26年度 経営工学部門 Ⅲ-34

問題III-34環境ラベルに関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。①省エネラベリング制度では、省エネ法(エネルギーの使用の合理化等に関する法律)により定められた省エネ基準をどの程度達成しているかをマークの色で表現する。②カーボンフットプリントコミュニケーションプログラムは、オフィス機器について、稼働時、スリープ・オフ時の消費電力に関する基準を満たす商品に専用のマークを表示する制度で、日本、米国のほかEU等9か国・地域が協力して実施している国際的な制度である。③グリーンマークは、原料に古紙を規定の割合以上利用していることを示す環境ラベルである。……

平成26年度 経営工学部門 Ⅲ-33

平成26年度 経営工学部門 Ⅲ-33

問題III-33包装に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。①包装の目的は、物の輸送、保管、取引、使用などに当たり、その価値及び状態を保護することである。②パレットを用いて複数の物品を包装する集合包装では、パレットにどのように並べればよいかを考えることによって積載効率を上げることができる。③お菓子のいくつかの袋をまとめて入れる化粧箱は追包装である。④各種事業所へ多量に、かつ継続的に供給する物を、大形の単位にまとめた包装を業務用包装という。⑤輸送を目的とした、木製容器、鋼製容器、ダンボール容器等による包装を梱包という。……

平成26年度 経営工学部門 Ⅲ-32

平成26年度 経営工学部門 Ⅲ-32

問題III-32設備運転期間に対する故障発生率を示す下図に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。①期間Iでは、設備設計・生産時の不具合に起因する故障が高い確率で発生する。②期間IIは、偶発故障期間と呼ばれている。③期間IIでは、設備の運転期間中、故障強度がほぼ一定である期間といえる。④設備の運転期間に発生する故障を未然に防止するために、規定の期限又は基準に従って遂行し、設備の機能劣化や故障確率を低減するために行う保全を予防保全という。⑤期間IIIにおいて設備の異音・振動などの故障の前兆特性を継続的に把握し異常状態を把握……

平成26年度 経営工学部門 Ⅲ-31

平成26年度 経営工学部門 Ⅲ-31

問題III-31VEの基本的な手順の1つである機能定義に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。①機能定義とは、対象とするモノやコトなどの構成要素の働きを明らかにして、他のモノやコトとの違いを明確にすることである。②例えば「顧客満足度の高い高級な質感を与える塗装で外装を表面処理する」と要求品質を明確に表現するような形容詞や副詞などの名詞や動詞を修飾する語句は省略しないルールが使われる。③例えば「騒音を出さない」という否定文で機能定義しないというルール、すなわちこの例では「音を防ぐ」という肯定文で表現するルールが使われる。④抽出された機能……

平成26年度 経営工学部門 Ⅲ-30

平成26年度 経営工学部門 Ⅲ-30

問題III-30次のa~eの条件及び下表に示す設備投資案A~Eのもとで、最も有利な投資方策はどれか。[条件]a.複数の設備投資案を選択することができる。b.設備はレンタルにより借り、1年後には返却する。c.設備の借入費用に対して500万円まで投資できる。d.下表の利益は、売上収益から仕入原価、その他の経費を引いたもので、設備の借入費用は考慮されていない。e.期間は1年間とする。設備投資案設備の借入費用(万円)利益(万円)A85130B100140C180285D220320E290465①A,B,Eを選択する方策②A,C,Dを選択……

平成26年度 経営工学部門 Ⅲ-29

平成26年度 経営工学部門 Ⅲ-29

問題Ⅲ-29製品の販売価格が123円/個、単位当たり変動費が59円/個、工場の賃料が750,000円、倉庫の賃料が240,000円のとき、損益分岐点における売上数量に最も近いものはどれか。①6,100個②8,600個③12,700個④15,500個⑤16,800個解答正解は4になります。問題の概要解説この問題は、「損益分岐点」を求める計算問題です。損益分岐点とは、売上が費用とちょうど同じになる点、つまり利益がゼロになる売上数量や売上金額のことです。この概念……

平成26年度 経営工学部門 Ⅲ-28

平成26年度 経営工学部門 Ⅲ-28

問題Ⅲ-28窓口が1つの銀行で、ある顧客が整理券を受け取ったとき、すでに24人が待っていたとする。5分が経過した後、さらに4人の顧客が到着したとすると、このことから見積もられるこの顧客の残りの待ち時間の予想に最も近いものはどれか。①5分②15分③20分④25分⑤30分解答正解は4になります。問題概要この問題は、待ち行列理論を応用して、銀行窓口での待ち時間を予測するものです。待ち行列理論とは、サービスを受けるために並ぶ人々(顧客)や物(タスク)の流れを分析し……

平成26年度 経営工学部門 Ⅲ-27

平成26年度 経営工学部門 Ⅲ-27

問題Ⅲ-27ある1種類の製品を作るm箇所の工場から、それらの工場で作られた製品をn箇所の販売店に運ぶ必要がある。工場j(j=1,…,m)での生産可能量Mj、工場jから販売店i(i=1,…,n)へ1単位の需要が移動するときにかかる輸送費用cij、販売店iにおける需要量diが与えられているとき、輸送費用の和が最小となる輸送量を求めたい。xijを工場jから販売店iへの輸送量とするとき、この問題に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。①この問題は、線形計画問題として定式化される。②この問題の目的関数は\(\sum_{i=1}……