平成28年度 経営工学部門 Ⅲ-31
問題Ⅲ-31ある日の設備の稼働状況について次のa~dのデータが得られたときに、設備総合効率の値に最も近いものはどれか。[データ]a.機械の負荷時間は8時間であった。b.故障、段取り、調整などの機械停止時間が1時間20分あった。c.製品は1種類であり、その基準サイクルタイムは45秒である。d.加工数量400個のうち、16個の不適合品があった。①60%②65%③70%④75%⑤80%解答正解は1になります。1.問題の概……
問題Ⅲ-31ある日の設備の稼働状況について次のa~dのデータが得られたときに、設備総合効率の値に最も近いものはどれか。[データ]a.機械の負荷時間は8時間であった。b.故障、段取り、調整などの機械停止時間が1時間20分あった。c.製品は1種類であり、その基準サイクルタイムは45秒である。d.加工数量400個のうち、16個の不適合品があった。①60%②65%③70%④75%⑤80%解答正解は1になります。1.問題の概……
問題Ⅲ-23JISQ10006「品質マネジメントシステム−プロジェクトにおける品質マネジメントの指針−」に記されたプロジェクトに関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。①プロジェクトには、開始日はあるが終了日が決められていない場合がある。②プロジェクトが開始されると、目標及び対象とする範囲は変更されることはない。③プロジェクトの製品は、有形の場合に限られる。④プロジェクトの組織は、通常一時的なものであり、プロジェクトのライフサイクルに対して設けられる。⑤プロジェクトを構成する活動間における相互作用の複雑さは、プロジェクトの……
問題Ⅲ-19QC工程表に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。①新製品の設計のできばえを評価・確認する方法の1つであり、新製品開発における設計作業の節目、すなわち構想設計段階、基本設計段階、詳細設計段階に作成される。②生産対象物が製品になる過程、作業者の作業活動、運搬過程を系統的に対象に適合した図記号で表して調査・分析する方法であり、工程の問題点をマクロな視点で把握し、工程や作業方法の改善などに用いられる。③客先の求める真の品質を機能中心に体系化し、この機能との代用特性である品質特性の関連を表示したものであり、要求品質展開表と品質要素展開表をマト……
問題Ⅲ-16品質管理に用いられる管理図に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。①シューハート管理図における標準値が与えられていない場合の管理図は、すでに集められた観測値によって、工程が統計的管理状態であるかどうかを評価するための解析用管理図に対応している。②シューハート管理図を管理特性に着目して分類すると、計量値管理図と計数値管理図に分類される。③\(\bar{X}-R\)管理図は、\(\bar{X}\)管理図を用いて工程の群内変動を管理し、\(R\)管理図を用いて群間変動を管理する。④管理限界は、工程が統計的管理状態であると……
問題Ⅲ-15工程能力に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。①工程能力は、安定した工程の持つ、特定の成果に対する統計的な工程変動を表したものである。②工程能力は、一般に工程のアウトプットである品質特性を対象とする。③工程能力は、ヒストグラム、グラフ、管理図等により表現できる。④特定の規定された公差を工程能力で除した値を、工程能力指数という。⑤工程能力は、工程の品質特性の分布が正規分布とみなされるとき、一般に平均値±σで表される。解答正解は5になります。問……
問題Ⅲ-13ある職場において不適合品の発生原因について調査し、以下のようなパレート図を作成した。現状の不適合品率が1.8%のとき、この図から読み取れる次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。①棒グラフは、その他を除いてA~F項目は不適合個数の降順に並んでいる。②A,Bの2つの項目を解決すると全体の不適合個数の約65%が解決される。③A~D項目までを解決すると、不適合品率が約0.8%に減少する。④F項目を解決しても、全体の不適合個数の2.5%にしか影響しない。⑤C項目を解決すると、不適合品率が約1.6%となる。……
問題Ⅲ-12品質管理の用語に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。①QCストーリーには、新規業務への対応や現状打破を行う活動を効果的に進めるための手順である課題達成型QCストーリーと、問題点をみつけて解決していく問題解決型QCストーリーがある。②QC7つ道具と新QC7つ道具は職場の問題解決等に用いられ、扱うデータとして数量的データが多数である場合にはQC7つ道具を活用し、言語データが多数である場合には新QC7つ道具を活用する。③シックスシグマにおける品質レベルは、ばらつきの単位である「σ」(シグマ)で表現され、顧客に不満足を与える頻度で表される……
問題Ⅲ-2作業標準の設定方法に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。①一度決めた作業標準は、状況変化が起きた場合でも改定すべきではない。②作業標準の内容は、基本的に作業方法と作業条件で構成されており、作業時間を含める必要はない。③最善な作業方法で実行可能であり、不良などの異常に対しての予防方法も明確に設定する。④作業標準の表現方法は文章で表現すべきであり、写真やVTRなどは利用すべきではない。⑤作業標準の対象は、組立や加工の作業であり、保全や検査の作業については対象としない。……
問題Ⅲ-24次のうち、PDPC(processdecisionprogramchart)に関する記述として最も不適切なものはどれか。①大規模プラントの設計段階では予測しにくいトラブルの重大事故に至るようなケースの課題解決には、この手法は向いていない。②この手法は、事前に考えられる様々な結果を予測し、望ましい結果に至るプロセスを定める方法である。③この手法は、近藤次郎博士によって提唱された手法で、解決策を完全に見通すことが難しい技術課題の解決に有用である。④この手法では、初期状態から好ましい状態あるいは好ましくない状態に至るプロセスの流れを、実施項目や予想結果など……
問題Ⅲ-22下表に示す二元表において、要求品質から品質特性へ、独立配点法による重要度の変換を行うとき、最も適切なのは①~⑤のうちどれか。なお、重要度の高い順に、◎を5点、○を3点、△を1点とする。①品質特性は、重要度の高い順に、C、E、B、D、Aとなる。②要求品質aを向上させるためには、品質特性A、Dを向上させることが最も効果が高い。③品質特性Cを向上させると、要求品質dが向上する。④品質特性Dの重要度は238となる。⑤品質特性Eの重要度は25となる。解答正解は3になります。問題の概要……