品質管理2nd page

平成27年度 経営工学部門 Ⅲ-21

平成27年度 経営工学部門 Ⅲ-21

問題Ⅲ-21次のうち、抜取検査の識別能力が大きい場合として最も適切なものはどれか。①一回抜取検査より二回抜取検査を採用した場合。②一回抜取検査より逐次抜取検査を採用した場合。③OC曲線の傾きが垂直により近い抜取検査を採用した場合。④消費者危険をより小さく指定した抜取検査を採用した場合。⑤生産者危険をより小さく指定した抜取検査を採用した場合。解答正解は3になります。問題の概要この問題は、抜取検査における「識別能力」が高い場合の条件を問うものです。識別能力とは、抜取検査が「良いロット」と「悪……

平成27年度 経営工学部門 Ⅲ-20

平成27年度 経営工学部門 Ⅲ-20

問題Ⅲ-20AQL指標型抜取検査方式の切替えルールを説明した次の記述の、[]に入る語句の組み合わせとして最も適切なものはどれか。AQL指標型抜取検査方式では、一般に[ア]から開始する。適用開始からしばらく経ち、連続5ロット以内に2ロットが不合格になった場合、[イ]に切り替えることになる。その後、[イ]での不合格ロットの累計が5に達した場合、[ウ]となる。①きつい検査なみ検査全数検査②全数検査なみ検査検査停止③全数検査きつい検査全数検査④なみ検査きつい検査きつい検査⑤なみ検査きつい検査検査停止……

平成27年度 経営工学部門 Ⅲ-19

平成27年度 経営工学部門 Ⅲ-19

問題Ⅲ-19次のうち、管理図に関する記述として最も不適切なものはどれか。①ほとんどの計量値管理図では、正規分布が仮定されている。②シューハート管理図には、解析用管理図と管理用管理図の2つの使い方がある。③シューハート管理図では、工程が管理状態にあるとき、管理限界線より外に打点される確率を統計的検定の有意水準5%に設定する。④計量値だけでなく、計数値を対象とした管理図についてもJIS規格がある。⑤管理図における第2種の誤りの確率は、管理限界の幅及び群の大きさによって変化する。解答正解は3になります。……

平成27年度 経営工学部門 Ⅲ-18

平成27年度 経営工学部門 Ⅲ-18

問題Ⅲ-18ある製品の品質特性が正規分布に従い、10.0±0.3の範囲にあれば品質規格内にあるものとする。現実の母集団の状況は、以下のaとbの条件に示すとおりである。10,000個の製品を生産した場合、この品質規格をはずれる製品の個数の期待値に最も近いものはどれか。条件a.現実の母集団は、平均値=9.9及び標準偏差=0.1の正規分布である。b.正規分布の上側確率は下表のとおりとする。\(K_\alpha\)\(\alpha\)0.50.308541.00.158661.50.0668072.00.022750……

平成27年度 経営工学部門 Ⅲ-16

平成27年度 経営工学部門 Ⅲ-16

問題Ⅲ-16次のうち、QC7つ道具における層別に関する説明として最も不適切なものはどれか。①データを誰が、何を、いつ、どこで、なぜ、どのようにして収集されたものかを明らかにしておくことは、種々の層別をするのに必要である。②品質上の不具合原因を検討するとき、データを機械別、原材料別、作業方法別、作業者別などの共通点によってグループ分けすることは重要である。③どのような層別をすべきかは、対象としている工程や品物についての技術的な知識や経験がもとになる。④JISZ8101の層別の説明において、層は部分母集団の一種で、相互に共通部分を持つので、それぞれの層を合わせたものは母……

平成26年度 経営工学部門 Ⅲ-24

平成26年度 経営工学部門 Ⅲ-24

問題III-24ある変量が下図の標準正規分布に従うとき、無作為に抽出された変量を考える。下図の塗りつぶされた部分の面積をAとした次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。①変量が0とZの間の値をとる確率はAである。②変量が-ZとZの間の値をとる確率は2Aである。③変量がZより小さい値をとる確率は0.5+Aである。④変量がZより大きい値をとる確率は0.5-Aである。⑤変量が-Zより小さい値をとる確率は1-Aである。解答正解は5になります。標準正規分布と……

平成26年度 経営工学部門 Ⅲ-22

平成26年度 経営工学部門 Ⅲ-22

問題III-22サンプリングに関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。①母集団とは、考察の対象となる特性を持つすべてのものの集団をいう。②ワークサンプリングにおいて、ランダム時刻表を用いた時刻の決め方は、統計的サンプリングではない。③サンプルとは、ロットから抜き取った1つ以上のアイテムで、母集団についての情報を供給することを意図したものである。④サンプリング単位とは、母集団を構成する単位で、1つの場所から一度に取られ、サンプルを構成するものである。⑤抜取検査方式においてサンプルから母集団の合否を判定するとき、不合格であるにもか……

平成26年度 経営工学部門 Ⅲ-20

平成26年度 経営工学部門 Ⅲ-20

問題III-20実験計画法に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。①実験計画法は、実験を効率的で経済的に、妥当で適切な結論に到達できるように計画する方策といえる。②要因実験は、一度に1つの因子を対象として、その要因の影響を種々の水準から検討する実験である。③実験におけるブロック化の方策には、乱塊法、ラテン方格法などがある。④実験におけるランダム化(無作為化)とは、処理を実験単位に割り付ける際、それぞれの実験単位にどの処理も等しい確率で割り付けられるようにする方法である。⑤実験における反復とは、説明変数に関する所与の設定につい……

平成26年度 経営工学部門 Ⅲ-19

平成26年度 経営工学部門 Ⅲ-19

問題III-19ある工程よりサンプルを採取し、不適合品数より工程を管理したい。このときの管理に用いる管理図として、最も適切なものはどれか。なお、サンプルの数は一定とする。①X管理図②p管理図③np管理図④u管理図⑤c管理図解答正解は3になります。問題の概要解説この問題は、品質管理の手法の一つである「管理図」について問うています。管理図は、製造やサービスの工程において、品質が安定しているかどうかを判断するために使用されるグラフです。特に、不適合品(不……

平成26年度 経営工学部門 Ⅲ-18

平成26年度 経営工学部門 Ⅲ-18

問題III-18ある部品を製造している職場において、重要特性である寸法について大きさ(n)100の測定値から、下図のようなヒストグラムが得られた。平均値(x̄)は95.691mm、標準偏差(不偏分散の平方根、s)は0.223mm、適合品は上限規格値SUが96.0mm以下で、下限規格値SLが95.0mm以上のものである。以下のヒストグラムに関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。①バラツキが大きく、不適合品が発生している。②平均値はモード(最頻値)より小さい。③ヒストグラムの上端の度数が異常に高いため、生産プロセスで規……