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平成28年度 経営工学部門 Ⅲ-6

平成28年度 経営工学部門 Ⅲ-6

問題Ⅲ-6 稼働状況を分析する手法に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。① 稼働分析における連続観測法は、分析対象の作業者や設備を長時間にわたり連続的に観測するため、作業内容を詳細に分析することに適している。② 連合作業分析とは、人と機械、2人以上の人が共同して作業を行うとき、共同作業の効率を高めるために行う分析手法である。③ 稼働分析を行う目的の1つは、作業者や機械設備の稼働率を求めることであるが、ワークサンプリングによって稼働率を求めた場合、全体を調べていないサンプル調査であるので、稼働率の算出結果に対する統計的な保証はない。④ 稼働分析……

平成28年度 経営工学部門 Ⅲ-4

平成28年度 経営工学部門 Ⅲ-4

問題Ⅲ-4 時間研究に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。① 時間研究は、作業を要素作業又は単位作業に分割し、その分割した作業を遂行するのに要する時間を測定する手法である。② 時間研究により正味時間を設定する場合、あらかじめ決められた作業時間を用いる。③ 稼働分析に基づいて余裕時間を設定する場合、作業別・職場別に余裕率を求めることによって決定する④ ストップウォッチを用いた作業測定において、正確かつ一貫性のある観測を行わなければならない。⑤ 時間観測中の作業者の作業遂行度を、標準として定められている遂行度と比較・評価し、レイティングを……

平成28年度 経営工学部門 Ⅲ-3

平成28年度 経営工学部門 Ⅲ-3

問題Ⅲ-3 作業を遂行する上での避けられない遅れ(余裕)に関する次の記述のうち、最も適切なのはどれか。① 季節によって生じる作業場の冷房装置の調節にかかる時間は、作業を遂行する上で必要な余裕ではない。② 作業時間中であるが、必要な作業域の整理は作業余裕に分類される。③ 作業者の用便、水飲みなど生理的欲求による遅れは、疲労余裕に分類される。④ 職場条件とは能力と負荷との差である。⑤ 作業中に発生する主体作業以外の作業者の行動は、すべて余裕と考えられる。解答正解は 2 になります。問……

平成28年度 経営工学部門 Ⅲ-2

平成28年度 経営工学部門 Ⅲ-2

問題Ⅲ-2 作業標準の設定方法に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。① 一度決めた作業標準は、状況変化が起きた場合でも改定すべきではない。② 作業標準の内容は、基本的に作業方法と作業条件で構成されており、作業時間を含める必要はない。③ 最善な作業方法で実行可能であり、不良などの異常に対しての予防方法も明確に設定する。④ 作業標準の表現方法は文章で表現すべきであり、写真やVTRなどは利用すべきではない。⑤ 作業標準の対象は、組立や加工の作業であり、保全や検査の作業については対象としない。……

平成28年度 経営工学部門 Ⅲ-1

平成28年度 経営工学部門 Ⅲ-1

問題Ⅲ-1 IEの基礎的事項に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。① 時間研究が生まれたのは20世紀初めで、科学的管理の創始者であるテイラーが、公正な1日の仕事量を求めようとして、熟練者の作業を対象にストップウォッチによる時間観測を行ったのが始まりである。② サーブリッグ分析とは作業を構成する動作を18の最小単位に分けて分析することによって、作業を改善していく方法である。③ フローダイアグラムは、工程分析の表現法の1つで、工程図記号を用いて、配置図上に人やものの移動経路を図示したものである。④ これまでの測定値や経験的数値などを集め分析し、要……