平成26年度技術士第一次試験問題3rd page

平成26年度 経営工学部門 Ⅲ-15

平成26年度 経営工学部門 Ⅲ-15

問題III-15PDCAの説明として最も適切なものはどれか。①この手法は、第二次世界大戦後に来日したデミング博士によって紹介された方法である。②この手法は、得られた図に基づいてプロセスを進め、予想外の結果が生じた場合に図を修正することで計画的な検討を行う手法である。③この手法では、作業をノードと方向性を持った矢印で形成されるネットワークで表す。④PDCAは、process,do,check,actの頭文字をとったものである。⑤この手法は、事前に考えられるさまざまな結果を予測し、望ましい結果に至るプロセスを定める方法である。……

平成26年度 経営工学部門 Ⅲ-14

平成26年度 経営工学部門 Ⅲ-14

問題III-14在庫量が発注点以下になったときに定量が発注され、リードタイム後に納入される定量発注方式が採用されている場合、次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。①一定間隔で在庫量を調査する定期定量発注方式では、発注間隔は等しい。②需要傾向が同じとき、発注量を変えないで発注点を増加させることによって、平均在庫量は増加する。③需要傾向が同じとき、リードタイムの短縮は平均在庫量の削減に有効である。④ある需要量に対して、一定期間における保管費用と発注費用の和を最小にする発注量は経済的発注量に一致する。⑤需要傾向が同じとき、安全在庫量を増……

平成26年度 経営工学部門 Ⅲ-13

平成26年度 経営工学部門 Ⅲ-13

問題III-13進捗管理(進度管理)に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。①進捗管理とは、仕事の進行状況を把握し、日々の仕事の進み具合を調整する活動といえる。②作業を計画より先行して進行するように進捗管理を実施すれば、仕掛品や在庫品を削減することが期待できる。③進度を管理するためには、作業の手配や準備から作業完了に至るまでの作業の流れを一貫して把握しなければならない。④連続生産において、生産数量の進度を把握するためには流動数曲線が利用できる。⑤進捗管理は、進度分析、進度判定、進度対策、効果確認の手順によって実施される。……

平成26年度 経営工学部門 Ⅲ-12

平成26年度 経営工学部門 Ⅲ-12

問題III-12生産統制に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。①生産統制では、生産実施が計画どおりに行われているかどうかをチェックし、計画からのずれを調整し、進捗管理を行う。②生産時点情報管理(POP)とは、生産活動において発生する情報を、その発生場所で即時に収集し、必要な指示(情報)を提供する情報管理システムである。③POPにおいては、収集された情報が現品の流れに一致しない矛盾は生じない。④余力管理は、工数管理ともいわれ、進捗管理と並行して進められる。⑤かんばん方式では、「引取かんばん」によって運搬指示が出される。……

平成26年度 経営工学部門 Ⅲ-11

平成26年度 経営工学部門 Ⅲ-11

問題III-11作業管理と作業改善に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。①作業管理は、作業方法の分析・改善を行い、対象とする作業によって、後工程の要求に合わせて必要な物を必要なときに必要な量だけ供給するために行う活動であると定義される。②作業研究は方法工学ともいい、方法研究と作業測定から構成される。③方法研究は、作業又は製造方法を分析して、標準化、総合化によって作業方法又は製造工程を設計・改善するための手法体系である。④作業改善は、作業研究の手法を用いて1つ又は複数の作業の効率化を図る活動である。⑤ECRSの原則とは、工程……

平成26年度 経営工学部門 Ⅲ-10

平成26年度 経営工学部門 Ⅲ-10

問題III-10レイアウト計画に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。①P-Q分析は、需要予測や市場調査によって得られたデータに基づいて、製品の種類Pをその数量Qの大きな順に並べてグラフを作成し、両者の関係から製品の生産形態を分類し、レイアウト計画に活用する手法である。②R.Mutherによる体系的レイアウト計画(SLP)は、立地選定、基本レイアウト、詳細レイアウト、設置の4段階からなっている。③工場レイアウトにおける運搬の検討では、運搬対象物の移動のしやすさ、すなわち運びやすさや動かしやすさの指標である運搬活性示数を高める考え方が重要である。……

平成26年度 経営工学部門 Ⅲ-9

平成26年度 経営工学部門 Ⅲ-9

問題III–95種類の設備M1~M5がある職場において、5つの品目A~Eを生産している。各品目は表1の経路を通り製品が完成する。表2のフロムツウチャート(from-tochart)は各設備間の移動量、すなわち各設備間を移動する品目の生産量の合計を表している。次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。表1各品目の経路品目経路AM1→M3→M4BM3→M1→M2CM3→M4→M5DM2→M1→M3EM4→M3→M5表2フロムツウチャート①Aの生産量は28である……

平成26年度 経営工学部門 Ⅲ-8

平成26年度 経営工学部門 Ⅲ-8

問題III–8大型モータの組立作業を2名の作業者と1台のホイスト(荷役装置)を用いて協同して作業を行っている。この作業は稼働率が低く、作業者の待ち時間及びホイストの待ち時間の削減を目標とする場合、次の手法のうち、現状分析を行うときに最も適切なものはどれか。①連合作業分析②製品工程分析③ストップウォッチ法④サーブリッグ分析⑤ワークサンプリング解答正解は1になります。問題の概要解説この問題は、経営工学における「現状分析」の手法を問うもの……

平成26年度 経営工学部門 Ⅲ-7

平成26年度 経営工学部門 Ⅲ-7

問題III–7部品AとBを加工し、それらの部品を組み合わせて製品を組み立てる職場において、製品工程分析を行った。以下の工程図に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。①部品AとBは組立前にそれぞれ2回貯蔵される。②部品AとBの運搬回数は同じである。③部品AとBは加工後、数量検査が行われる。④部品Aの組立までの運搬距離は、部品Bの組立までの運搬距離より短い。⑤製品組立後、品質検査が行われる。解答正解は5になります。問題の概要解説……

平成26年度 経営工学部門 Ⅲ-6

平成26年度 経営工学部門 Ⅲ-6

問題III–6標準化及び社内標準化に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。①標準化は、単純化と専門化とともに企業活動を効率的に行うための考え方である3Sの1つである。②標準化の推進による損失は、標準化の方向が現状維持的、保守的な傾向があるため、急速な技術革新や販売面での要請の変化に適応しにくいことといえる。③設計、品種構成、構造、組織、手法、職務、システムにおける標準化とは、種類を制限し、部品や要素の共通性を高めたりして複雑さを減らす考え方である。④現在や将来の問題について、ある状況で秩序を維持するために、共通に繰り返……