実践的技術士経営工学試験対策 – 問題と解説で合格率アップ3rd page

平成28年度 経営工学部門 Ⅲ-13

平成28年度 経営工学部門 Ⅲ-13

問題Ⅲ-13ある職場において不適合品の発生原因について調査し、以下のようなパレート図を作成した。現状の不適合品率が1.8%のとき、この図から読み取れる次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。①棒グラフは、その他を除いてA~F項目は不適合個数の降順に並んでいる。②A,Bの2つの項目を解決すると全体の不適合個数の約65%が解決される。③A~D項目までを解決すると、不適合品率が約0.8%に減少する。④F項目を解決しても、全体の不適合個数の2.5%にしか影響しない。⑤C項目を解決すると、不適合品率が約1.6%となる。……

平成28年度 経営工学部門 Ⅲ-12

平成28年度 経営工学部門 Ⅲ-12

問題Ⅲ-12品質管理の用語に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。①QCストーリーには、新規業務への対応や現状打破を行う活動を効果的に進めるための手順である課題達成型QCストーリーと、問題点をみつけて解決していく問題解決型QCストーリーがある。②QC7つ道具と新QC7つ道具は職場の問題解決等に用いられ、扱うデータとして数量的データが多数である場合にはQC7つ道具を活用し、言語データが多数である場合には新QC7つ道具を活用する。③シックスシグマにおける品質レベルは、ばらつきの単位である「σ」(シグマ)で表現され、顧客に不満足を与える頻度で表される……

平成28年度 経営工学部門 Ⅲ-11

平成28年度 経営工学部門 Ⅲ-11

問題Ⅲ-11a~cの条件に基づいて発注することを考える。発注点方式による発注点の値として、最も近いものはどれか。[条件]a.需要パターンは、1日あたりの平均需要量が20単位、標準偏差が5単位である。b.調達期間は4日である。c.安全係数は1.6とする。①36単位②52単位③87単位④96単位⑤112単位解答正解は4になります。問題の背景と全体像発注点方式は在庫管理の基本的な手法で、適切な発注タイミングを判断するために用いられます。本問……

平成28年度 経営工学部門 Ⅲ-10

平成28年度 経営工学部門 Ⅲ-10

問題Ⅲ-10在庫管理に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。①発注点方式は、在庫量があらかじめ定められた量よりも減少したときに、あらかじめ決められた量だけ発注する在庫管理方式である。②基本的に在庫が多ければ品切れの発生は少なく、顧客へのサービス水準は高くなる。このサービス水準を定量的に示した尺度としてサービス率があり、(要求された数量−品切数量)/(要求された数量)により求められる。③在庫水準は、在庫量を表す総称であり、在庫水準の適正化が重要である。④在庫は、販売機会損失などのリスクを減らすバッファとしての役割もある。⑤在……

平成28年度 経営工学部門 Ⅲ-9

平成28年度 経営工学部門 Ⅲ-9

問題Ⅲ-9MRPに関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。①MRPは、生産計画情報、部品構成表情報及び在庫情報に基づいて、資材の必要量と時期を求める生産管理体系である。②部品構成表には、部品の親子関係の連鎖を木構造で示したサマリー型と、表形式で示したストラクチャ型がある。③MRPIIは財務計画の業務領域が含まれており、MRPより対象とする業務領域が広い。④独立需要品目とは、受注又は予測に基づいて、その必要時期又は必要量を決定する品目である。⑤MRPシステムでは、タイムフェイズされた計画対象期間を設定し、これを単位にすべての生……

平成28年度 経営工学部門 Ⅲ-8

平成28年度 経営工学部門 Ⅲ-8

問題Ⅲ-8生産計画やスケジューリングに関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。①小日程計画は、日別・時間別に、また部品単位に、工程別ないしは作業者別・機械設備別に行う作業の内容と時間の計画である。②生産座席予約方式は、受注時に、製造設備の使用日程・資材の使用予定などにオーダを割り付け、顧客が要求する納期どおりに生産する方式である。③工数計画とは、製品設計が完成した後、技術的、方法的及び空間的に製品をどのように変換するかの過程を計画することである。④ディスパッチングルールは、加工を待っている複数の待ちジョブの中から、次に優先して加工するジ……

平成28年度 経営工学部門 Ⅲ-7

平成28年度 経営工学部門 Ⅲ-7

問題Ⅲ-75つの作業ステーションが直列に並ぶ生産ラインにおいて、各作業ステーションでの作業時間を下表に示す。次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。生産ラインのサイクルタイムは、最も生産量を多くする値とする。なお、100DM(デシマルミニッツ)は、1分である。作業ステーションS1S2S3S4S5作業時間(DM)1201009011080①サイクルタイムは、120DMである。②ライン編成効率は、約83%である。③バランスロス率は、約17%である。④タクトタイムは、100DMである⑤1時間で生産可能な生産量は、50である。……

平成28年度 経営工学部門 Ⅲ-6

平成28年度 経営工学部門 Ⅲ-6

問題Ⅲ-6稼働状況を分析する手法に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。①稼働分析における連続観測法は、分析対象の作業者や設備を長時間にわたり連続的に観測するため、作業内容を詳細に分析することに適している。②連合作業分析とは、人と機械、2人以上の人が共同して作業を行うとき、共同作業の効率を高めるために行う分析手法である。③稼働分析を行う目的の1つは、作業者や機械設備の稼働率を求めることであるが、ワークサンプリングによって稼働率を求めた場合、全体を調べていないサンプル調査であるので、稼働率の算出結果に対する統計的な保証はない。④稼働分析……

平成28年度 経営工学部門 Ⅲ-5

平成28年度 経営工学部門 Ⅲ-5

問題Ⅲ-5以下の工程図は,3部品(A,B,C)を接着剤で貼り合わせて製品を完成させる職場において,製品工程分析を行った結果である。工程図に関する次の記述のうち,最も不適切なものはどれか。①部品AとBとCは,それぞれ貯蔵されている。②部品AとBとCの搬送は,まったく同じタイミングで実施されているとは限らない。③部品AとBとCを接着した後,搬送されるまで待たされる。④接着された製品は搬送され,品質検査を受ける。⑤完成した製品は貯蔵されるが,貯蔵中に接着剤を乾燥させる意味も含む。……

平成28年度 経営工学部門 Ⅲ-4

平成28年度 経営工学部門 Ⅲ-4

問題Ⅲ-4時間研究に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。①時間研究は、作業を要素作業又は単位作業に分割し、その分割した作業を遂行するのに要する時間を測定する手法である。②時間研究により正味時間を設定する場合、あらかじめ決められた作業時間を用いる。③稼働分析に基づいて余裕時間を設定する場合、作業別・職場別に余裕率を求めることによって決定する④ストップウォッチを用いた作業測定において、正確かつ一貫性のある観測を行わなければならない。⑤時間観測中の作業者の作業遂行度を、標準として定められている遂行度と比較・評価し、レイティングを……