実践的技術士経営工学試験対策 – 問題と解説で合格率アップ4th page

平成27年度 経営工学部門 Ⅲ-13

平成27年度 経営工学部門 Ⅲ-13

問題Ⅲ-13次のうち、資材管理を効果的に実施するための管理として最も不適切なものはどれか。①購買管理②外注管理③在庫管理④設計管理⑤倉庫管理解答正解は4になります。問題の解説この問題は、「資材管理を効果的に実施するための管理」として、最も不適切なものを選ぶものです。資材管理は、生産活動を円滑に進めるために必要な資材や部品を適切に調達・保管・供給するプロセスを指します。資材管理とは?資材管理は、生産活動を支える重要な業務であり、以下のような目的があります:……

平成27年度 経営工学部門 Ⅲ-12

平成27年度 経営工学部門 Ⅲ-12

問題Ⅲ-12下図は、製品Xの部品表(BOM)である。第5期の製品Xの需要量は200個である。以下のa~cの条件で計画を作成する場合、最も適切なものは①~⑤のうちどれか。条件a.計画は製品Xの需要予測よりバックワードで計画を立てる。b.製品X及び部品A~Eの期末及び期首在庫量は10個とする。c.製品X及び部品B~Eのリードタイムは1期間、部品Aのリードタイムは2期間とする。()内は、必要数を表す。①部品Aの発注手配は、第3期に200個を発注する。②部品Bの発注手配は、第3期に210個を発注する。③部品C……

平成27年度 経営工学部門 Ⅲ-11

平成27年度 経営工学部門 Ⅲ-11

Ⅲ-11以下に示すa~dの条件で立案する生産計画に関する記述として、最も不適切なものはどれか。条件a.1日当たりの生産量は一定とする。b.期首在庫量は1,000単位あり、計画対象期間の最終期(第4期)の目標期末在庫量は400単位である。c.各作業者の生産能力は1日当たり20単位である。d.各期の移動日数及び需要量は下表のとおりである。表:各期の移動日数および需要量期1234期間の移動日数(日)20182220需要量(単位)5,0003,7504,2504,000選択肢①必要作業者は11名である。②……

平成27年度 経営工学部門 Ⅲ-10

平成27年度 経営工学部門 Ⅲ-10

問題Ⅲ-10次のうち、生産計画に関する説明として最も不適切なものはどれか。①MRPにおける独立需要品目とは、その品目に対する需要(必要時期又は必要量)が、上位品目の需要から算定される品目である。②MRPシステムにおける基準生産計画(MPS)は、独立需要品目に対して、品目ごとにタイムバケット単位で設定した生産予定を意味している。③大日程計画の立案においては、販売予定及び製品変化に対応するため、調達期間の長い資材の購買、準備期間の長い設備の配置、人材の補充と技能の修得などを考慮して、通常は1年又は半年にわたり月別に生産する製品と数量が計画される。④……

平成27年度 経営工学部門 Ⅲ-9

平成27年度 経営工学部門 Ⅲ-9

問題Ⅲ-9以下のa~dの条件で行っているライン生産に関する記述として、最も不適切なものはどれか。条件a.下図の円の内側の数字は作業要素の識別番号、円の外側の数字は要素時間を示している。また、円を結ぶ矢印は作業要素の先行関係を示している。b.作業は表に示されるように3工程又は4工程に割り当てられる。c.各工程での最大の作業時間をサイクルタイムとし運用する。d.各工程の作業者数は、それぞれ1名である。図3工程案工程作業要素112352467389104工程案工程作業要素112324536847910①3工程案でのサイ……

平成27年度 経営工学部門 Ⅲ-8

平成27年度 経営工学部門 Ⅲ-8

問題Ⅲ-8次のうち、運搬と運搬活性分析に関する説明として最も不適切なものはどれか。①JISZ8206工程図記号において運搬記号は、加工記号の直径の1/2~1/3の大きさの円で表すが、➪の記号を用いてもよい。②工場における運搬は、工程間の荷扱と区別して、倉庫職場間、職場間の資材・製品の移動を意味する。③単にn個の地点からm個の地点へ物を運ぶ問題は、輸送問題と呼ばれ、線形計画問題として定式化される。④運搬活性指数とは、対象物の重量と移動距離との積によって区分される指数である。⑤運搬活性分析の1つの活性図表分析では、活性示数の上がり下がり……

平成27年度 経営工学部門 Ⅲ-7

平成27年度 経営工学部門 Ⅲ-7

問題Ⅲ-7次のうち、人-機械分析に関する説明として最も不適切なものはどれか。①人-機械分析では、機械の表示画面などの人と機器との情報が正確で敏速に取り交わされる接点を対象としている。②人-機械分析では、連合作業を行う複数の人や機械を同時に組み合わせて解析するため、対象の作業や状態を同じ時間軸上に図示することがポイントである。③人や機械の稼働率を向上させるためには、機械の休止中に行っている人の作業内容を分析し、内段取りの時間短縮を図ることが有効である。④複数の人が協同して機械を使って作業する場合、人-機械分析においては組作業の分析を行って、作業者……

平成27年度 経営工学部門 Ⅲ-6

平成27年度 経営工学部門 Ⅲ-6

問題III-6次のうち、作業における動作又は動作研究に関する説明として最も不適切なものはどれか。①作業を行うときの単位動作は、要素動作(サーブリッグ)に分解される。②作業におけるほんのわずかな動作時間の節約も繰返しの多いサイクル作業では、大きな効果になりうるといえる。③動作分析の対象には、身体部位として指、右手、左手、腕、足、脚、胴、膝、目、及び精神作用(思考)の動きがある。④動作は、作業の目的を達成するのに必要な付加価値を与えている有用な動作、作業遂行のための補助動作、作業に寄与しない無効な動作に区分される。⑤動作研究における種々の……

平成27年度 経営工学部門 Ⅲ-5

平成27年度 経営工学部門 Ⅲ-5

問題III-5ある作業を観測し、レイティング係数105%、観測時間150DM、標準時間190DMとなった。外掛法での余裕率に最も近い値はどれか。①17%②21%③25%④33%⑤75%解答正解は2になります。問題の概要この問題は、作業観測に基づいて「外掛法」による余裕率を計算するものです。外掛法とは、正味時間(純粋な作業時間)を基準に余裕時間の割合を計算する方法で、以下の公式を使用します:$$\text{余裕率}=\frac{\text{余裕時間}}{\tex……

平成27年度 経営工学部門 Ⅲ-4

平成27年度 経営工学部門 Ⅲ-4

問題III-4次のうち、作業の習熟に関する説明として最も不適切なものはどれか。①作業における習熟は、心理学の分野でいう学習に相当する。②習熟とは、同じ作業を何回も繰り返すことによって、作業に対する慣れ、動作や作業方法の改善によって次第に作業時間が減少していく現象といえる。③習熟は、作業者個人はもとより、作業者グループによる集団活動にもみられる。④新規の作業を開始する際、又は未熟練者が作業を行う場合、標準の作業ペースに到達するまでの間に考慮される余裕を習熟余裕という。⑤習熟は同じ動作や身体の同じ動きの物理的な繰り返し作業に現れるもので、……