実践的技術士経営工学試験対策 – 問題と解説で合格率アップ4th page

平成28年度 経営工学部門 Ⅲ-3

平成28年度 経営工学部門 Ⅲ-3

問題Ⅲ-3作業を遂行する上での避けられない遅れ(余裕)に関する次の記述のうち、最も適切なのはどれか。①季節によって生じる作業場の冷房装置の調節にかかる時間は、作業を遂行する上で必要な余裕ではない。②作業時間中であるが、必要な作業域の整理は作業余裕に分類される。③作業者の用便、水飲みなど生理的欲求による遅れは、疲労余裕に分類される。④職場条件とは能力と負荷との差である。⑤作業中に発生する主体作業以外の作業者の行動は、すべて余裕と考えられる。解答正解は2になります。問……

平成28年度 経営工学部門 Ⅲ-2

平成28年度 経営工学部門 Ⅲ-2

問題Ⅲ-2作業標準の設定方法に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。①一度決めた作業標準は、状況変化が起きた場合でも改定すべきではない。②作業標準の内容は、基本的に作業方法と作業条件で構成されており、作業時間を含める必要はない。③最善な作業方法で実行可能であり、不良などの異常に対しての予防方法も明確に設定する。④作業標準の表現方法は文章で表現すべきであり、写真やVTRなどは利用すべきではない。⑤作業標準の対象は、組立や加工の作業であり、保全や検査の作業については対象としない。……

平成28年度 経営工学部門 Ⅲ-1

平成28年度 経営工学部門 Ⅲ-1

問題Ⅲ-1IEの基礎的事項に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。①時間研究が生まれたのは20世紀初めで、科学的管理の創始者であるテイラーが、公正な1日の仕事量を求めようとして、熟練者の作業を対象にストップウォッチによる時間観測を行ったのが始まりである。②サーブリッグ分析とは作業を構成する動作を18の最小単位に分けて分析することによって、作業を改善していく方法である。③フローダイアグラムは、工程分析の表現法の1つで、工程図記号を用いて、配置図上に人やものの移動経路を図示したものである。④これまでの測定値や経験的数値などを集め分析し、要……

平成27年度 経営工学部門 Ⅲ-35

平成27年度 経営工学部門 Ⅲ-35

問題Ⅲ-35次のうち、ワークデザインとの関連性が最も薄いものはどれか。①ECRSの原則②設計的アプローチ③機能展開④理想システム⑤機能の階層化解答正解は1になります。ワークデザインと関連概念:効率的な作業システムの設計ワークデザインは、作業システム全体を効率的かつ効果的に設計するための包括的なアプローチです。この分野では、人間工学、心理学、組織行動学などの知見を統合し、生産性向上と作業者の満足度を両立させることを目指します。問題の概要解説この問題は、ワークデザインに関連す……

平成27年度 経営工学部門 Ⅲ-34

平成27年度 経営工学部門 Ⅲ-34

問題Ⅲ-34物流における情報システムに関する記述として、最も不適切なものは次のうちどれか。①物流EDIは、情報ネットワークを介して物流業務に関わる企業間のメッセージ交換及びデータ交換である。②RFIDは誘導電磁界又は電波によって、非接触で半導体メモリのデータを読み出し、書き込むために近距離通信を行うものの総称である。③調達、生産、販売、消費、廃棄の各物流過程で、物資とその情報を追跡できることをトレーサビリティという。④二次元シンボルは長方形のバーとスペースの配列で情報を表す。⑤JANは一次元の共通商品バーコードシンボルであり、国際標準に準拠する。……

平成27年度 経営工学部門 Ⅲ-33

平成27年度 経営工学部門 Ⅲ-33

問題Ⅲ-33次のうち、設備管理における効率や損失に関する記述として最も不適切なものはどれか。①設備に対する保全性には、設備の配置による接近のしやすさも含まれる。②故障した設備を運用可能状態へ修理するために必要な時間の平均値を平均故障間隔という。③設備の劣化により安全性が低下したときの損失は、劣化損失と呼ばれる。④設備の故障により停止したときの損失は、停止損失と呼ばれる。⑤設備の劣化や停止が起きたとき、もし起きなければ得られたであろう利益は、機会損失と呼ばれる。解答正解は2になります。設備管理にお……

平成27年度 経営工学部門 Ⅲ-32

平成27年度 経営工学部門 Ⅲ-32

問題Ⅲ-32価値工学に関する次の記述の、[]に入る語句の組合せとして最も適切なものはどれか。価値工学とは、最低の[A]で、必要な[B]を確実に達成するために、製品やサービスの[C]分析に注ぐ組織的な努力である。ABC①総費用機能要求②総費用機能機能③負荷顧客満足価値④機能価値機能⑤機能顧客満足費用解答正解は2になります。価値工学(ValueEngineering,VE)の解説このブログでは、技術士試験の経営工学部門で出題される……

平成27年度 経営工学部門 Ⅲ-31

平成27年度 経営工学部門 Ⅲ-31

問題Ⅲ-311年目の期末に\(a\)万円、2年目の期末に\(b\)万円の収益が得られる案がある。この収益を年利\(i\)(%)の複利計算によって現在価値を評価する式として、最も適切なものはどれか。①\(a(1+i)+b(1+i)^2\)②\(a(1+i)^2+b(1+i)\)③\(a+b(1+i)\)④\(a+\frac{b}{(1+i)}\)⑤\(\frac{a}{(1+i)}+\frac{b}{(1+i)^2}\)解答正解は5になります。問……

平成27年度 経営工学部門 Ⅲ-30

平成27年度 経営工学部門 Ⅲ-30

問題Ⅲ-30下図に、財務諸表を作成するための実際原価計算における原価の構成と売価との関係を示す。図中の(ア)~(エ)に当てはまる用語の組合せとして、最も適切なものはどれか。番号アイウエ①間接直接個別原価総原価②直接間接総原価製造原価③直接間接製造原価総原価④間接直接総原価製造原価⑤直接間接個別原価総原価解答正解は3になります。実際原価計算と原価構成を徹底解説:正しい用語の理解と選択肢の検討原価計算は、製品を製造するためにかかった費用を正確に把握し、財務諸表や経営判断に役立てるための重……

平成27年度 経営工学部門 Ⅲ-29

平成27年度 経営工学部門 Ⅲ-29

問題Ⅲ-29シミュレーションに関する記述として、最も不適切なものは次のうちどれか。①次事象法はシミュレーションにおける時間進行法であり、時間をΔt時間ずつ進行させて状態変化を追う。②コンピュータシミュレーションは、大きく連続系と離散系に分かれる。③乱数を発生させる方法には大きく分けて疑似乱数法と物理乱数法がある。④システムダイナミックスはシステムを個別事象の連鎖的な変化の過程であるとしてとらえ、因果関係を含む多重フィードバックを表す関連流れ図を作成し、その図に従って状態の変化を表現するシミュレーションである。⑤シミュレーションにかけられる対象のうち、ランダムな要素……