平成27年度 経営工学部門 Ⅲ-31
問題Ⅲ-311年目の期末に\(a\)万円、2年目の期末に\(b\)万円の収益が得られる案がある。この収益を年利\(i\)(%)の複利計算によって現在価値を評価する式として、最も適切なものはどれか。①\(a(1+i)+b(1+i)^2\)②\(a(1+i)^2+b(1+i)\)③\(a+b(1+i)\)④\(a+\frac{b}{(1+i)}\)⑤\(\frac{a}{(1+i)}+\frac{b}{(1+i)^2}\)解答正解は5になります。問……
問題Ⅲ-311年目の期末に\(a\)万円、2年目の期末に\(b\)万円の収益が得られる案がある。この収益を年利\(i\)(%)の複利計算によって現在価値を評価する式として、最も適切なものはどれか。①\(a(1+i)+b(1+i)^2\)②\(a(1+i)^2+b(1+i)\)③\(a+b(1+i)\)④\(a+\frac{b}{(1+i)}\)⑤\(\frac{a}{(1+i)}+\frac{b}{(1+i)^2}\)解答正解は5になります。問……
問題Ⅲ-30下図に、財務諸表を作成するための実際原価計算における原価の構成と売価との関係を示す。図中の(ア)~(エ)に当てはまる用語の組合せとして、最も適切なものはどれか。番号アイウエ①間接直接個別原価総原価②直接間接総原価製造原価③直接間接製造原価総原価④間接直接総原価製造原価⑤直接間接個別原価総原価解答正解は3になります。実際原価計算と原価構成を徹底解説:正しい用語の理解と選択肢の検討原価計算は、製品を製造するためにかかった費用を正確に把握し、財務諸表や経営判断に役立てるための重……
問題Ⅲ-29シミュレーションに関する記述として、最も不適切なものは次のうちどれか。①次事象法はシミュレーションにおける時間進行法であり、時間をΔt時間ずつ進行させて状態変化を追う。②コンピュータシミュレーションは、大きく連続系と離散系に分かれる。③乱数を発生させる方法には大きく分けて疑似乱数法と物理乱数法がある。④システムダイナミックスはシステムを個別事象の連鎖的な変化の過程であるとしてとらえ、因果関係を含む多重フィードバックを表す関連流れ図を作成し、その図に従って状態の変化を表現するシミュレーションである。⑤シミュレーションにかけられる対象のうち、ランダムな要素……
問題Ⅲ-282工程のフローショップで処理される6個のジョブ(A~F)に関するデータが下表に与えられている。以下のa~bの条件の下で、ジョンソンのアルゴリズムを用いて最大メイクスパンが最小となるジョブの順序付けとして最も適切なものはどれか。条件a.1つの工程では同時に2つの処理を行うことができない。b.どのジョブも時刻0で開始可能である。ジョブ第1工程第2工程A1115B1314C1618D1214E1211F1816①E→A→D→B→F→C②A→E→B→C→F→D③E→D→B→……
問題Ⅲ-27以下のa~eの条件の下で3つのジョブJ₁,J₂,J₃に関するジョブショップ・スケジューリング問題を考える。最大メイクスパンが最も小さい実行可能スケジュールのガントチャートとして、最も適切なのは次のうちどれか。条件a.各ジョブはそれぞれ3つの処理からなる。b.ジョブは3つの機械M₁,M₂,M₃で処理され、その処理順序(カッコ内は処理時間)は下表で示される。c.どのジョブも処理順序に従い、ある機械で処理した後、次の機械の処理を行う。d.1つの機械で同時に2つの処理を行うことができない。e.どのジョブも時刻0で開始可能である。……
問題Ⅲ-26以下の作業リストで表されるプロジェクトにおいて、業務全体の所要日数として最も適切なものはどれか。作業作業日数先行作業A5-B3AC5AD10CE5B,DF12CG3EH6d,Fダミーd0E①16②19③28④31⑤33解答正解は4になります。問題の解説以下では、クリティカルパス法(CPM)を用いてプロジェクト全体の所要日数を計算し、ネットワーク図を用いて依存関係を視覚的に解説します。ネットワーク図以下は問題を基に作成したネットワーク図です。各ノード……
問題Ⅲ-25次のうち、輸送問題の解法の1つであるネットワークアルゴリズムを応用して解くことができる問題として最も不適切なものはどれか。①最大流量の問題②最短路の問題③ゲーム理論の問題④積み換えの問題⑤割当の問題解答正解は3になります。問題の概要この問題は、輸送問題の解法として用いられるネットワークアルゴリズムを応用して解くことができる問題について問うものです。ネットワークアルゴリズムは、グラフ理論を基にした数理最適化手法であり、輸送や物流、通信などの分野で広く活用されています。選択肢の中……
問題Ⅲ-24次のうち、PDPC(processdecisionprogramchart)に関する記述として最も不適切なものはどれか。①大規模プラントの設計段階では予測しにくいトラブルの重大事故に至るようなケースの課題解決には、この手法は向いていない。②この手法は、事前に考えられる様々な結果を予測し、望ましい結果に至るプロセスを定める方法である。③この手法は、近藤次郎博士によって提唱された手法で、解決策を完全に見通すことが難しい技術課題の解決に有用である。④この手法では、初期状態から好ましい状態あるいは好ましくない状態に至るプロセスの流れを、実施項目や予想結果など……
問題Ⅲ-23次のうち、多変量解析に関する記述として最も不適切なものはどれか。①クラスター分析は、対象個体に関する複数の観測値をもとに、似たものどうしを集めるためのデータ解析の方法である。②判別分析は、複数の群に分かれた、あるいは複数の母集団から抽出された参照データに基づいて、所属不明の個体をそのいずれかの群に割り当てるための多変量解析の手法である。③JISZ8101統計–用語と記号–において回帰分析は、応答変数と説明変数を結びつけるモデルを評価するための手続きの集まりと定義されている。④主成分分析は、互いに相関のある多数の変量を互いに……
問題Ⅲ-22下表に示す二元表において、要求品質から品質特性へ、独立配点法による重要度の変換を行うとき、最も適切なのは①~⑤のうちどれか。なお、重要度の高い順に、◎を5点、○を3点、△を1点とする。①品質特性は、重要度の高い順に、C、E、B、D、Aとなる。②要求品質aを向上させるためには、品質特性A、Dを向上させることが最も効果が高い。③品質特性Cを向上させると、要求品質dが向上する。④品質特性Dの重要度は238となる。⑤品質特性Eの重要度は25となる。解答正解は3になります。問題の概要……