平成27年度 経営工学部門 Ⅲ-18

平成27年度 経営工学部門 Ⅲ-18

問題Ⅲ-18ある製品の品質特性が正規分布に従い、10.0±0.3の範囲にあれば品質規格内にあるものとする。現実の母集団の状況は、以下のaとbの条件に示すとおりである。10,000個の製品を生産した場合、この品質規格をはずれる製品の個数の期待値に最も近いものはどれか。条件a.現実の母集団は、平均値=9.9及び標準偏差=0.1の正規分布である。b.正規分布の上側確率は下表のとおりとする。\(K_\alpha\)\(\alpha\)0.50.308541.00.158661.50.0668072.00.022750……

平成27年度 経営工学部門 Ⅲ-17

平成27年度 経営工学部門 Ⅲ-17

問題Ⅲ-173台の機械M1、M2、M3を対象として、5つの性能(A、B、C、D、E)について5点満点で点数つけ、レーダーチャートで評価を行うとき、最も適切なものは①~⑤のうちどれか。①3つの機械の中で、M1は性能間のばらつきが最も大きい。②M2は、3つの性能について、他の機械より優れている。③4つの性能について、M3はM1より優れている。④性能Aについて、3台の機械はすべて同じ点数である。⑤性能Dについて、M2とM3の差は3である。解答正解は2になります。問題の概要この問題は、3台……

平成27年度 経営工学部門 Ⅲ-16

平成27年度 経営工学部門 Ⅲ-16

問題Ⅲ-16次のうち、QC7つ道具における層別に関する説明として最も不適切なものはどれか。①データを誰が、何を、いつ、どこで、なぜ、どのようにして収集されたものかを明らかにしておくことは、種々の層別をするのに必要である。②品質上の不具合原因を検討するとき、データを機械別、原材料別、作業方法別、作業者別などの共通点によってグループ分けすることは重要である。③どのような層別をすべきかは、対象としている工程や品物についての技術的な知識や経験がもとになる。④JISZ8101の層別の説明において、層は部分母集団の一種で、相互に共通部分を持つので、それぞれの層を合わせたものは母……

平成27年度 経営工学部門 Ⅲ-15

平成27年度 経営工学部門 Ⅲ-15

問題Ⅲ-15次のうち、環境対応生産に関する説明として最も不適切なものはどれか。①環境対応生産とは、原材料・資源の採取、製品の開発、製造、流通・販売、保全、再生、廃棄などプロダクトライフサイクルの各段階で、環境負荷を減少させるよう工夫された生産を意味している。②環境対応生産では、ある生産装置のエネルギー消費量を削減する改善だけでなく、より本質的には、使用済み製品の回収、リサイクル、廃棄などが求められている。③環境対応生産においては、製品のライフサイクル全体、及び、各段階のプロセスに対して責任を持つ拡大製造者責任の考え方が望まれている。④循環型生産システムは、物質循環系と……

平成27年度 経営工学部門 Ⅲ-14

平成27年度 経営工学部門 Ⅲ-14

問題Ⅲ-14次のうち、ファクトリーオートメーションで用いられる技術として最も不適切なものはどれか。①CAM(コンピュータ支援製造)②CAE(コンピュータ支援工学)③産業用ロボット④ジャストインタイム⑤自動マテリアルハンドリング解答正解は4になります。ファクトリーオートメーションにおける技術の適切性を問う問題解説ファクトリーオートメーション(FA)は、生産現場の自動化を目的としたシステムや技術を指します。これには、機械やロボット、ソフトウェアを活用して効率的かつ正確な生産体制を構築すること……

平成27年度 経営工学部門 Ⅲ-13

平成27年度 経営工学部門 Ⅲ-13

問題Ⅲ-13次のうち、資材管理を効果的に実施するための管理として最も不適切なものはどれか。①購買管理②外注管理③在庫管理④設計管理⑤倉庫管理解答正解は4になります。問題の解説この問題は、「資材管理を効果的に実施するための管理」として、最も不適切なものを選ぶものです。資材管理は、生産活動を円滑に進めるために必要な資材や部品を適切に調達・保管・供給するプロセスを指します。資材管理とは?資材管理は、生産活動を支える重要な業務であり、以下のような目的があります:……

平成27年度 経営工学部門 Ⅲ-12

平成27年度 経営工学部門 Ⅲ-12

問題Ⅲ-12下図は、製品Xの部品表(BOM)である。第5期の製品Xの需要量は200個である。以下のa~cの条件で計画を作成する場合、最も適切なものは①~⑤のうちどれか。条件a.計画は製品Xの需要予測よりバックワードで計画を立てる。b.製品X及び部品A~Eの期末及び期首在庫量は10個とする。c.製品X及び部品B~Eのリードタイムは1期間、部品Aのリードタイムは2期間とする。()内は、必要数を表す。①部品Aの発注手配は、第3期に200個を発注する。②部品Bの発注手配は、第3期に210個を発注する。③部品C……

平成27年度 経営工学部門 Ⅲ-11

平成27年度 経営工学部門 Ⅲ-11

Ⅲ-11以下に示すa~dの条件で立案する生産計画に関する記述として、最も不適切なものはどれか。条件a.1日当たりの生産量は一定とする。b.期首在庫量は1,000単位あり、計画対象期間の最終期(第4期)の目標期末在庫量は400単位である。c.各作業者の生産能力は1日当たり20単位である。d.各期の移動日数及び需要量は下表のとおりである。表:各期の移動日数および需要量期1234期間の移動日数(日)20182220需要量(単位)5,0003,7504,2504,000選択肢①必要作業者は11名である。②……

平成27年度 経営工学部門 Ⅲ-10

平成27年度 経営工学部門 Ⅲ-10

問題Ⅲ-10次のうち、生産計画に関する説明として最も不適切なものはどれか。①MRPにおける独立需要品目とは、その品目に対する需要(必要時期又は必要量)が、上位品目の需要から算定される品目である。②MRPシステムにおける基準生産計画(MPS)は、独立需要品目に対して、品目ごとにタイムバケット単位で設定した生産予定を意味している。③大日程計画の立案においては、販売予定及び製品変化に対応するため、調達期間の長い資材の購買、準備期間の長い設備の配置、人材の補充と技能の修得などを考慮して、通常は1年又は半年にわたり月別に生産する製品と数量が計画される。④……

平成27年度 経営工学部門 Ⅲ-9

平成27年度 経営工学部門 Ⅲ-9

問題Ⅲ-9以下のa~dの条件で行っているライン生産に関する記述として、最も不適切なものはどれか。条件a.下図の円の内側の数字は作業要素の識別番号、円の外側の数字は要素時間を示している。また、円を結ぶ矢印は作業要素の先行関係を示している。b.作業は表に示されるように3工程又は4工程に割り当てられる。c.各工程での最大の作業時間をサイクルタイムとし運用する。d.各工程の作業者数は、それぞれ1名である。図3工程案工程作業要素112352467389104工程案工程作業要素112324536847910①3工程案でのサイ……