平成28年度 経営工学部門 Ⅲ-33
問題Ⅲ-33物流における環境負荷の低減に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。①ITS(IntelligentTransportSystems)の活用②モーダルシフト③輸配送の共同化④BCP(BusinessContinuityPlan)の策定⑤少量多頻度輸送の抑制解答正解は4になります。1.問題の位置付けと目的物流分野における環境負荷低減は、持続可能な社会実現のための重要課題です。本問題では、環境負荷低減に直接関連する施策と、……
問題Ⅲ-33物流における環境負荷の低減に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。①ITS(IntelligentTransportSystems)の活用②モーダルシフト③輸配送の共同化④BCP(BusinessContinuityPlan)の策定⑤少量多頻度輸送の抑制解答正解は4になります。1.問題の位置付けと目的物流分野における環境負荷低減は、持続可能な社会実現のための重要課題です。本問題では、環境負荷低減に直接関連する施策と、……
問題Ⅲ-32サプライチェーンマネジメントに関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。①サプライチェーン上の見込生産と受注生産が切り替わる分岐点を、デカップリングポイントという。②サプライチェーン上のそれぞれの組織が自分の利益を最大化するような行動をとったとき、サプライチェーン全体で利益を最大化したときと比べて大きく利益を損じるような現象を、ダブルマージナライゼーションという。③企業全体の経営資源を総合的に計画、管理し、経営の効率化を図るための手法・概念を、ERP(EnterpriseResourcePlanning)という。④各在庫……
問題Ⅲ-31ある日の設備の稼働状況について次のa~dのデータが得られたときに、設備総合効率の値に最も近いものはどれか。[データ]a.機械の負荷時間は8時間であった。b.故障、段取り、調整などの機械停止時間が1時間20分あった。c.製品は1種類であり、その基準サイクルタイムは45秒である。d.加工数量400個のうち、16個の不適合品があった。①60%②65%③70%④75%⑤80%解答正解は1になります。1.問題の概……
問題Ⅲ-30VE(ValueEngineering)などで用いられる発想法に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。①チェック・リスト法は、発想を切り替える手口をリストしておき、それを見ながらアイデアを考えていく手法である。②ブレインストーミングは、批判厳禁、自由奔放、量より質、組み合わせ・発展といった4つのルールに従い進められる手法である。③マインド・マップは、3×3の9つあるセルの中心にテーマを書き、そこから連想されるものを周りの8つのセルに記入する手法である。④カタログ法は、似ている点を比較する類比の考え方が用いられる手法であ……
問題Ⅲ-29現在、3種類の製品A~Cを1日に1ロットずつ生産している。a~fの条件及び下表に示す各製品を1ロットずつ生産する場合のデータに基づいて、3種類の製品の生産ロット数を自由に選択できるとき、総利益が最大となる案として、最も適切なものはどれか。[条件]a.製品A~Cを1ロット生産するための所要時間は、すべて同じである。b.製品の種類に関係なく、1日あたり合計3ロット分を生産しなければならない。c.各製品の材料費は、生産ロット数に比例する。d.1日あたりの直接労務費は300千円であり、所要時間に比例して各製品に配分する。e.1日あたりの間接経費は440千……
問題Ⅲ-28経済性工学に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。①経済的な有利さを判断するための「比較の原則」の1つに、「各案の間で相違する費用と収益とを、お金の流れに注目してとらえる」という原則がある。②回収不能になった過去の投資額で方策の優劣に関係のない費用を「埋没費用」と呼ぶ。③複数の投資案を比較する場合、手余り状態と手不足状態では案の優劣が変わることはない。④いくつかの案の中から1つを選ぶと、他の案は必然的に捨てられる場合を「排反案からの選択」と呼ぶ。⑤寿命が異なる複数案の優劣を比較する方法の1つに、年価法を適用する考……
問題Ⅲ-27ゲーム理論に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。①事業体などの意思決定主体の相対的な効率を測定する数理的な評価方法である。②自分にとって望ましい行動が他の人たちの行動によって影響を受けるような状況を分析する数学的手法である。③問題全体を、究極の問題、評価基準、代替案という階層図に表現し、2要素の一対比較という直感的な判断を基に、問題全体の大局的な判断に合成する手法である。④消費者、顧客の潜在的な選好構造を把握する手法である。⑤正確な知識の入手が不可能な問題において、多数の意見を聞いて予測精度を上げていこうとする手……
問題Ⅲ-26窓口が1つの銀行で、顧客Aが4分前に整理券を受け取ったとき、すでに12人が待っており、4分が経過した現在までに、さらに3人の顧客が到着した。この時点での平衡状態(状態が時間に対して変化しないとき)における顧客Aの残りの待ち時間として、最も近いものはどれか。①5分②9分③12分④16分⑤20分解答正解は3になります。待ち行列理論の核心1.問題設定の整理銀行窓口(単一窓口)で発生する待ち時間を計算します。具体的な条件は以下の通りです:……
問題Ⅲ-25ある1種類の製品を作る\(m\)箇所の工場から、それらの工場で作られた製品を\(n\)箇所の販売店に運ぶ必要がある。工場\(j\)(\(j=1,\dots,m\))の生産可能量\(M_j\)、工場\(j\)から販売店\(i\)(\(i=1,\dots,n\))へ1単位の需要が移動するときにかかる輸送費用\(c_{ij}\)、販売店\(i\)における需要量\(d_i\)が与えられているとき、輸送費用の和が最小となる輸送量を求めたい。\(x_{ij}\)を工場\(j\)から販売店\(i\)への輸送量とする。次の記述う……
問題Ⅲ-24プロジェクト管理におけるPERT(ProgramEvaluationandReviewTechnique)に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。①PERTは、プロジェクトを構成する作業の先行関係を表現するのに、矢線と結合点とからなる有向のネットワーク図を用いて日程を計画・管理する手法である。②プロジェクト全体の工期(総所要日数ともいう。)から逆算して、ある結合点に遅くとも到達していなければならない限界の時刻は、その結合点の最遅結合点時刻である。③プロジェクトにおいて、コストがかかる作業あるいは技術上の困難な作業という特に……