品質管理3rd page

平成26年度 経営工学部門 Ⅲ-18

平成26年度 経営工学部門 Ⅲ-18

問題III-18 ある部品を製造している職場において、重要特性である寸法について大きさ(n)100の測定値から、下図のようなヒストグラムが得られた。平均値(x̄)は95.691 mm、標準偏差(不偏分散の平方根、s)は0.223 mm、適合品は上限規格値SUが96.0 mm以下で、下限規格値SLが95.0 mm以上のものである。以下のヒストグラムに関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。① バラツキが大きく、不適合品が発生している。② 平均値はモード(最頻値)より小さい。③ ヒストグラムの上端の度数が異常に高いため、生産プロセスで規……

平成26年度 経営工学部門 Ⅲ-17

平成26年度 経営工学部門 Ⅲ-17

問題III-17 次のうち、新QC7つ道具の1つである系統図を表す図として最も適切なものはどれか。解答正解は 2 になります。問題の概要解説この問題は、「新QC7つ道具」の1つである系統図法を正しく表している図を選ぶものです。新QC7つ道具は、品質管理や問題解決のために用いられる手法で、特に言語データや概念を整理・分析する際に活用されます。新QC7つ道具とは?新QC7つ道具は、従来のQC7つ道具(主に数値データを扱う手法)とは異なり、言語データや概念を扱うために開発された手法です。これによ……

平成26年度 経営工学部門 Ⅲ-16

平成26年度 経営工学部門 Ⅲ-16

問題III-16 品質管理において、特性の規定された公差を6σで除した値を表す用語として最も適切なものはどれか。① 平滑化指数② 不適合率③ 工程能力指数④ 規準化係数⑤ 精確度解答正解は 3 になります。問題の概要解説今回の問題は、品質管理における「特性の規定された公差を6σで除した値を表す用語」を問うものです。この問題は、品質管理において重要な概念である「工程能力指数」に関連しています。まず、品質管理の基本的な考え方と用語を簡単に説明しましょう。品質管理とは?……

平成26年度 経営工学部門 Ⅲ-15

平成26年度 経営工学部門 Ⅲ-15

問題III-15 PDCAの説明として最も適切なものはどれか。① この手法は、第二次世界大戦後に来日したデミング博士によって紹介された方法である。② この手法は、得られた図に基づいてプロセスを進め、予想外の結果が生じた場合に図を修正することで計画的な検討を行う手法である。③ この手法では、作業をノードと方向性を持った矢印で形成されるネットワークで表す。④ PDCAは、process, do, check, actの頭文字をとったものである。⑤ この手法は、事前に考えられるさまざまな結果を予測し、望ましい結果に至るプロセスを定める方法である。……

平成26年度 経営工学部門 Ⅲ-7

平成26年度 経営工学部門 Ⅲ-7

問題III – 7 部品AとBを加工し、それらの部品を組み合わせて製品を組み立てる職場において、製品工程分析を行った。以下の工程図に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。① 部品AとBは組立前にそれぞれ2回貯蔵される。② 部品AとBの運搬回数は同じである。③ 部品AとBは加工後、数量検査が行われる。④ 部品Aの組立までの運搬距離は、部品Bの組立までの運搬距離より短い。⑤ 製品組立後、品質検査が行われる。解答正解は 5 になります。問題の概要解説……

平成26年度 経営工学部門 Ⅲ-6

平成26年度 経営工学部門 Ⅲ-6

問題III – 6 標準化及び社内標準化に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。① 標準化は、単純化と専門化とともに企業活動を効率的に行うための考え方である3Sの1つである。② 標準化の推進による損失は、標準化の方向が現状維持的、保守的な傾向があるため、急速な技術革新や販売面での要請の変化に適応しにくいことといえる。③ 設計、品種構成、構造、組織、手法、職務、システムにおける標準化とは、種類を制限し、部品や要素の共通性を高めたりして複雑さを減らす考え方である。④ 現在や将来の問題について、ある状況で秩序を維持するために、共通に繰り返……

平成26年度 経営工学部門 Ⅲ-4

平成26年度 経営工学部門 Ⅲ-4

問題III – 4 次のうち、作業標準の表現方法として最も不適切なものはどれか。① 文章や図表による方式② 写真やコンピュータを用いた静止画による方式③ VTRやコンピュータを用いた動画による方式④ 製品や部品の現物による方式⑤ 指導者の実演による方式解答正解は 5 になります。作業標準の表現方法に関する解説作業標準とは、製造業やサービス業などで、作業者が一定の品質や効率で仕事を行うために必要な手順やルールを明確化したものです。これにより、作業のばらつきを減ら……